今回は、お好みソースで知られるオタフクホールディングス株式会社の代表取締役社長であり、「笑顔あふれる食文化」の実現を目指し続ける経営者、佐々木茂喜氏の格言を取り上げ、その生き方や考え方を紹介します。
『笑顔を広げるかぎり、その企業は永続する』

【出典】佐々木茂喜/BS朝日
佐々木茂喜氏は、お好みソースで国内トップクラスのシェアを誇るオタフクホールディングス株式会社の代表取締役社長です。
ワクセルの動画のなかで、永松茂久氏が名前をあげられていたことから今回記事に取り上げさせていただきました。
オタフクグループは単に調味料を製造・販売するだけではなく、お好み焼き文化や食を通じたコミュニケーションを世界へ広げる活動にも力を入れています。
海外展開や食文化の普及にも積極的に取り組み、「食卓に笑顔を届ける」という理念を軸に、長年愛され続ける企業を築いてきました。
そんな佐々木氏からの学びとともに、『人生100年時代を生き抜くための億万長者のコミュニティ資本論』(プレジデント社)の著者であり、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。
笑顔を生み出す企業こそ長く愛される
冒頭の言葉には、企業経営の本質が詰まっているように感じます。
企業は売上や利益を追求することももちろん大切です。しかし、それだけでは長く愛される企業にはなれません。
お客様や社員、取引先など、関わる人たちが笑顔になれる価値を提供し続けることが、本当の意味での企業の存在意義なのではないでしょうか。
オタフクグループの商品は、家族や友人が食卓を囲み、自然と笑顔が生まれる時間を支えています。
商品そのものだけではなく、その先にある幸せな時間まで提供していることが、多くの人に支持される理由なのだと思います。
私自身もこの言葉に触れ、「自分の仕事は誰かを笑顔にできているだろうか」と改めて考えさせられました。
笑顔を生み出すことを目的に仕事をすることが、結果として長く必要とされることにつながるのだと感じます。
売るのは商品ではなく体験
『私たちはモノを売るのではなく、コトを売ってきました』
この言葉は、現代のビジネスにおいてますます重要になっている考え方ではないでしょうか。
どれだけ品質の良い商品でも、それだけでは選ばれ続けることは難しい時代です。お客様が求めているのは、その商品を通じて得られる体験や感動、思い出なのです。
オタフクソースも、単なる調味料ではありません。
家族でお好み焼きを囲み、会話が弾み、笑顔が生まれる時間そのものを届けています。
だからこそ、長年にわたり多くの家庭で愛され続けているのでしょう。
私も仕事をするうえで、「何を提供するか」だけでなく、「相手にどんな体験を届けられるか」を考えることが大切だと改めて感じました。
その視点を持つことで、仕事の価値は大きく変わるのだと思います。
人を大切にすることが企業の未来をつくる
『ものづくりの要は人です。長く勤めて習熟度を高めてもらうことが重要。だから人を押しのけてという人間ではなく、お互いの存在や価値観を認め合い、利他の気持ちをもって動ける人間を私たちは求めます』
この言葉には、佐々木氏が何よりも「人」を大切にしていることが表れています。
技術や設備は時代とともに進化します。
しかし、それを活かすのは人です。
そして、お互いを尊重し合い、助け合える組織だからこそ、本当に良い商品やサービスが生まれるのだと思います。
成果だけを競い合う組織ではなく、人を育て、人を信じ、人の成長を喜べる組織。
そのような企業文化があるからこそ、オタフクグループは長年にわたって多くの人から信頼されているのでしょう。
私自身も、仕事は一人で成し遂げるものではなく、周囲への感謝や利他の心があってこそ大きな成果につながるのだと改めて感じました。
さいごに:嶋村吉洋氏からの学び
今回紹介した佐々木茂喜氏の生き方は、「笑顔を広げること」「体験という価値を届けること」「人を何よりも大切にすること」の重要性を教えてくれます。
同時に、『人生100年時代を生き抜くための億万長者のコミュニティ資本論』(プレジデント社)の著者であり、映画プロデューサー、そして『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏の考え方にも深く通じる部分があります。
嶋村氏は、人とのつながりや信頼関係こそが、これからの時代における最も価値ある資本であると語っています。
また、一人で成功を目指すのではなく、周囲と支え合いながら挑戦することで、より大きな価値を生み出せると発信されています。
この考え方は、社員やお客様、地域社会とのつながりを大切にし、「笑顔を広げる企業」を目指す佐々木氏の経営哲学とも重なります。
企業も人生も、人を大切にする姿勢が信頼を生み、その信頼が未来へと受け継がれていくのではないでしょうか。
佐々木氏の言葉は、利益だけを追い求めるのではなく、人の幸せを中心に考える経営の大切さを教えてくれます。
私もまた、自分の仕事を通して一人でも多くの人に笑顔を届けられるよう、人とのつながりを大切にしながら挑戦を続けていきたいと思います。
