ジム・ロジャーズ

時間事業・起業

こんにちは
ちゃりです。

今日は、世界三大投資家のひとり、ジム・ロジャーズ氏の格言を紹介します。

『忙しいときほど効率的に働ける』

この言葉を聞いて共感する方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが「能動的に忙しくしている」という方は少ないと思います。

投資家として成果を頭脳労働としての忙しさで乗り越えてきたであろうジム・ロジャーズ氏から、起業だけでなくこれからの人生を良くしていく考え方を一緒に身に着けていきましょう。

1、仕事がデキる人の特徴

「仕事は忙しい人に頼め」この言葉は、わたしが幼少期に参加したボランティアでリーダーが言った一言でした。

当時のわたしには「ヒマな人に頼んだほうがいいんじゃないの?」と思っていました。

考える女性

ですが、その言葉があらわすことを社会人一年目の先輩から学ぶこととなりました。
新人のわたしについたOJTの先輩は5年先輩で社内でも随一の優秀な方でした。
その方は多くを語らず「背中を見て学べ」というタイプの少し気むずかしい先輩でした。
わたしはその先輩をみて、さらに頑張ろう!と思える特徴がありました。

それは「ムダがない」ということです。
すべての動きにムダがなく、流れるような作業の手順を追いかけるだけでも精いっぱいになるほどのスピードでした。

そんな先輩に「どうやったらそんなに早く仕事ができるんですか?」と訪ねたことがあります。
先輩は「まずは全部自分でやってやるって気持ちになってからかな」とおっしゃっていました。
わたしが戸惑っていると、先輩は付け加えて「でもいずれ限界が訪れる。そのとき自分のムダがそぎ落とされていったんじゃないかな」と語ってらっしゃいました。

これがいわゆる仕事のデキる人の特徴なんだと腑に落ちました。

2、仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する

歴史学者・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱したパーキンソンの法則(第1法則)に「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というものがあります。

時間

たとえば学校の夏休みの宿題。
集中してやれば数日で終わってしまうようなものを、わたしは学校が始まる1日前にギリギリ終える学生でした。
それに付随して、期限に関係なく嫌いな科目は先延ばしにして、好きな科目は課題以上に取り組んでしまうことがあります。

このように人は緊急性の低いもの、嫌いなものをギリギリまで放置してしまう傾向があるようです。

まずそういった習性がある。ということを念頭に置いておきましょう。

ではわたしたちは楽なほうへ流されてしまいがちな日常をいかにして効率化していけばよいのか。
具体的な解決策をご紹介いたします。

3、コンフォートゾーンから飛び出す

わたしたちには恒常性(ホメオスタシス)という性質があります。
気温の変化に応じて身体は一時的に体温を上げ下げしたり変化しますが、一定の状態に保ちつづけようとする傾向があるそうです。

これは体の一部である「脳」にも同じことがいえるでしょう。

ヒトは「忙しい状態」にあるとき、脳は考えるためにエネルギーを消費します。
ここで同時に恒常性が働きコンフォートゾーン(ストレスや不安がなく、落ち着いた精神状態)に戻ろうとします。
その際、エネルギー消費を抑えるための工夫が生まれ、ムダがそぎ落とされるという流れが起きます。

これが先輩のいう「限界が訪れ、ムダがそぎ落とされる」という状態だと気付きました。
限界とはコンフォートゾーンの外側にあるストレッチゾーンやパニックゾーンのことを指していると考えてください。
参考:コンフォートゾーンの作り方 苫米地英人著

わたしたちはできるかできないか、好きか嫌いかなどをもの差しに考えがちですが、
心から成長を望むのであれば「頼まれごとはギフト」と捉え「まず手をあげる、そのあとどうやり遂げるのか考える」という考え方がお勧めです。

仕事がむずかしければむずかしいほど、結果に関わらずわたしたちが得る経験値は必ず増えていきます。

ぜひコンフォートゾーンを飛び出す勇気をもってよりよい人生を手にしていきましょう。

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