大切なことを教えてくれる『ビリギャル』のモデル・小林さやかの格言

『うまくいくリーダーだけが知っていること』の著者嶋村吉洋氏のプロジェクト_『ビリギャル』のモデル・小林さやか氏の格言事業・起業

今回は、2013年に出版され大ベストセラーとなった本『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』(以下、『ビリギャル』)のモデルであり、現在コロンビア大学教育大学院に通う小林さやか氏の格言を紹介します。

『可能性があるって知っておくことって、すごく大事なの』

【出典】小林さやか|公式サイト

ご自身の経験から数多くの講演会をおこない、2023年にはコロンビア大学教育大学院とカリフォルニア大学ロサンゼルス高大学院教育情報学研究科に合格した小林氏の格言からの学びを、『うまくいくリーダーだけが知っていること』の著者であり、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。

可能性があることを知る

『ビリギャル』は累計発行部数100万部を超え、2015年に公開された『映画 ビリギャル』も100万人の観客動員数を誇る大ヒットとなりました。
このビリギャルのモデルとなったのが小林さやか氏です。

『ビリギャル』は、書籍のタイトルにもあるように、高校で学年ビリの成績だった小林氏が『ビリギャル』の著者である坪田信貴氏の経営する塾に入り慶応大学現役合格していくノンフィクションの物語です。
この物語のなかでは、主人公の努力する姿勢もそうですが、親がどのように子どもと接するのかや、先生がどういう前提で生徒と接するのかという大事なことが学べます。
また、わたしは小林氏の講演会に参加したこともありますが、そこでも本当に多くのことを学べ、満たされる時間になりました。

冒頭に紹介したこの格言は特にビリギャルの中で大事にされているテーマだと感じます。
自分の可能性を信じることができると、さまざまなことにチャレンジできますし、あきらめずに継続することもできます。
自己重要感を高めるためにも非常に大切な要因だと思います。

逆風を乗り越える

『(父親に)お前を塾に通わせる金なんてドブに捨てるのと同じだから俺は一銭も払いたくないと言われて、すごい悔しくて、そしたらお母さんが頑張って必死でお金をかき集めてくれて塾に通うお金を出してくれたんですね』

この格言のように、自分が目指すものができたとき、必ず逆風に遭遇します。
そんな時に、逆風に負けて諦めるのか、逆風を乗り越えて自分の目指すものに向かって走り続けるのかで人生は大きく変わります。

自分が本気であればこのお母さんのように応援してくれるひとがあらわれる可能性は高くなると思います。
また、自分が親になったときに、自分はこの小林氏の母親のように子どものことを信じてあげられる親でいたいと強く思いました。

死ぬ気で努力する

『死ぬ気で頑張るって、意外といいもんでした』

小林氏の受験のときの頑張りは、「この年の受験生のなかで、1番努力したって言い切れるくらい」と表現されています。
わたしもこれまでの経験で自分の時間をつぎ込んで達成したものほど達成感があり、その経験があることで次に同じようなことがあったときにも頑張ることができたと感じています。

先日紹介した栗山監督もこのようなことを話されています。

『いまの世の中って、仕事しすぎちゃいけない、「寝ないで仕事をしろ」とは言いにくい時代になりました。僕は仕事でしか学べないことがあると思っていて、寝ないで仕事に没頭するある一時期って大切だと思うんです。没頭し、やり切らないと見えてこない世界があるんです。』

時代背景からこのようなことは言いにくくなってきていますが、決められた就業時間で仕事をするだけでなく、その枠を自分で外し、全力で挑戦することはこれからの時代も非常に大事なことだと感じました。

さいごに:嶋村吉洋氏からの学び

『うまくいくリーダーだけが知っていること』の著者であり、映画プロデューサーでもある嶋村吉洋氏も仕事で成果をだすまでに、自分を信じること、逆風を乗り越えること、死ぬ気で努力することを経験されています。

数多くのプロジェクトに取り組む姿勢として「やるか死ぬかだ!」と自分自身に言い聞かせながら仕事をされてきたといいます。
嶋村氏は講演会で「ひとと違う成果をつくりたいのであればひとと違うことをする必要がある。誰でもできることを誰にもできないくらいやってきた。」と話されておりました。

学生も社会人も関係なく、没頭して挑戦する経験はとても大事ですし、これからも没頭する人生にしていきたいと改めて感じました。

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