好きなことを突き詰めてトップランナーであり続けるさかなクンの格言

『となりの億万長者が17時になったらやっていること』の著者ワクセル・嶋村吉洋氏のプロジェクト・さかなクンの格言一流のコンディション

今回は、海の生き物の魅力を伝え続け、先日”幻の魚”を江の島に届けたことでもニュースに取り上げられていた、さかなクンの名言を紹介していきます。

『魚は広い海の中ならお互い助け合うのに狭い水槽に入れて育てるとイジメが発生するんです。イジメをする人は生きてる世界が狭いんですね。』

【出典】さかなクン/小学館キッズ

現在、東京海洋大学名誉博士・客員教授としても活躍されているさかなクンの格言からの学びを、『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(PHP研究所)の著者であり、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。

広い視野で人と向き合うということ

さかなクンは、東京海洋大学名誉博士であり、タレント・イラストレーター・大学講師・魚類学者として幅広く活躍されています。
魚に夢中になったきっかけは、小学校の時に出会ったハコフグ。
その日から魚の世界にのめり込み、絵を描いて知識を深める毎日を送りました。

しかし、そんな「魚ばかり見ている少年」は周囲と違いすぎて、いじめを受けた時期もあったそうです。
「変わってる」と言われ、孤独を感じたこともあったとのこと。
でも、彼は魚を通じて自分の世界を築き、やがてその「好き」が周囲を惹きつけるようになっていきました。

冒頭のことばは、そんな経験を乗り越えたからこそでてくることばであり、イジメの本質をとらえているように感じました。
誰かと違うことが苦しみになることもあるけれど、それが後に「武器」になる可能性がある。狭い世界に傷ついても、自分の「海」を信じて進み続けることが大切なんだと、改めて感じました。

「好き」を追いかけることに意味がある

『好きなことを追いつづけるのはすばらしいです。ひょっとしたら将来の道にはつながらないかもしれません。途中でスーッと気持ちが冷めてしまうこともあるかもしれないし、まったく別の道を歩むことになるかもしれません。それでいいと思います。
夢中になってひとつのことに打ちこんだという経験は、けっしてムダになりません。』

この言葉には、私自身がずっと抱えてきた不安に対する答えがありました。
「この努力は将来につながるのか?」と自問しながら迷うことがあります。
ですが、さかなクンは「結果」よりも「熱中したこと自体」に価値があると教えてくれます。

たとえ思い描いた形にならなくても、その過程は自分の一部としてしっかりと積み上がっていく。
夢中になっていた自分を、もっと肯定してあげてよかったんだと、この言葉に救われました。

礼儀・言葉・思いやりが人生を切り開く

『小さな時から母から言われてきた、礼儀や言葉遣い、思いやりの心など、人と人との信頼を深める為の礼節を重んじる教えが、自分のチャンスを広げてくれた。』

この言葉には、どんな専門性やスキルよりも、人間としての基本が人生を豊かにするという真理が詰まっていると感じます。
さかなクンは、母親からの教えを大切に守り、挨拶や感謝の言葉、相手を尊重する姿勢を貫いてきました。
そこに、学者や芸能人という肩書き以前に、ひとりの人間としての誠実さがあるのだと思います。

私もまた、言葉や態度にもっと心を込めて、人との関係性を大切にしていきたいと強く思いました。

最後に:嶋村吉洋氏からの学び

映画プロデューサーでありソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏も、人生における価値観や姿勢を非常に大切にされています。

嶋村氏のひとを大切にする姿勢は、さかなクンの名言からの学びとも共通します。

私自身も視野を広く持ち、人と人との信頼関係を大切にして生きていきたいと思います。

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