今回は、大分県中津市のわずか3坪のたこ焼き屋『天までとどけ。』から経営の道に進み、いまでは人財育成や出版の道でも大きな成果をつくりだし、著書の『人は話し方が9割』が2022年上半期のベストセラー1位に輝いた永松茂久氏の格言を紹介します。
『与えるものは魅力が増し、求めるものは魅力が減る』
永松氏は、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』のコラボレーターとして講演や対談(トークセッション)もされており、わたしも以前その講演を聴かせていただきました。
人を大切にされ、自分のことも仲間のこともアツく語られる姿をいまも鮮明に覚えています。
ワクセルのコラムのコンテンツでは『起業』や『学び』についてのコラムを書いてくださっています。
今回は、そんな永松氏の経歴にふれながら、この格言からの学びを、ワクセルの主催者である嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。
3坪からはじめた経営者の道
永松氏は2001年に大分県中津市のわずか3坪のたこ焼き屋『天までとどけ。』を開店し、わずか3坪のお店で大行列をつくり話題となりました。
2003年にはダイニング『陽なた家』を立ち上げ、口コミだけで毎年県外から1万人を集める大繁盛店に育てあげています。
「一流の人材を集めるのではなく、いまいる人間を一流にする」というユニークなコンセプトでの人財育成に定評があり、数多くの講演会やセミナーを開催されています。
また、2005年に生涯納税額日本一の大商人・斎藤一人氏と出会い、末っ子弟子として多くのことを学び、学ばれたことを書籍にもされています。
3坪のたこ焼き屋からスタートし、いまでは飲食店の経営だけでなく、講演、出版、人財育成、イベント主催、映像編集など数多くの分野で活躍されています。
ひとの在り方へのこだわり
永松氏がさまざまな分野で活躍されている一番の原因は『人』だと話されています。
永松氏の講演会や書籍では『人の在り方』についての学びが多くあります。
使命、仲間、覚悟、感謝など聞くと背筋が伸びるキーワードが散りばめられ、大切なことを思い出させていただけます。
そんな永松氏の座右の銘は母親の「喜ばれるひとになりなさい」という言葉とのことです。
この座右の銘や、今回の格言からも、まずは自分が与えることを大切にされてきたことが伝わってきます。
多くの人に影響を与え、さまざまな分野で活躍されているのはこの言葉を実践しつづけてきているからだろうということを感じました。
さいごに:嶋村吉洋氏からの学び
ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者である嶋村氏も講演会や対談のなかで、
「与えるひとにはひとが集まり、求めるひとからはひとが離れる。」
「人生は与えたものが返ってくる。先出しすることが大事。」
ということをおっしゃっています。
ワクセルでさまざまなことを学んでいると、世の中で成果をつくられている方が大事にされている価値観は同じで、これこそが基礎基本なんだということがわかります。
ワクセルにはたくさんのコラボレーターがいて、多くの方からさまざまな視点で学べることが本当にありがたいです。
わたし自身、基礎基本を大事にし、学んだことを実践して周りに与えていけるようにチャレンジしていきます。
【参考】永松茂久×ワクセル