現役の俳優でありながら映画プロデューサーとして活躍するジョージ・クルーニーの格言

映画プロデューサー嶋村吉洋氏のプロジェクト 現役の俳優でありながら映画プロデューサーとしても活躍するジョージ・クルーニーの格言一流のコンディション

今回は、現役の俳優でありながら映画プロデューサーとしてもヒットを飛ばしているジョージ・クルーニーの格言を紹介していきます。

『自分の失敗から学んで、他人の失敗からも学ぶ。真実をいうと、成功からはなにも学べない。失敗から学ぶもの。』

映画プロデューサー嶋村吉洋氏のプロジェクト 現役の俳優でありながら映画プロデューサーとしても活躍するジョージ・クルーニーの格言

【出典】Wikipedia/ジョージ・クルーニー

俳優として4回、監督として1回、脚本家として2回、製作として1回、アカデミー賞にノミネートされ、アカデミー助演男優賞、アカデミー作品賞、ヴェネツィア国際映画祭脚本賞などを受賞するとんでもない結果を残しているジョージ・クルーニーの生き様や格言からの学びを、映画プロデューサーでありソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。

多くの顔を持つジョージ・クルーニーの経歴

華麗な経歴を残しているジョージ・クルーニーですが、実は役者として日の目を見るまでには10年以上の歳月がかかっています。

1978年にテレビドラマ『遥かなる西部』でエキストラ出演し、役者人生をスタートさせますが、役者の収入だけでは生活できず、紳士服の営業やタバコの葉を刻む仕事で生計を立てていたそうです。
ちなみに、はじめてギャラが発生した仕事は、1983年に出演した日本の電機メーカ『パイオニア』のパーソナル無線機・フライングパーティーのCMでした。

長い下積みを経た1994年、テレビドラマ『ER緊急救命室』の出演により知名度を急上昇させます。
このドラマでのブレイクをきっかけに、映画でも主役を務める機会が急増して、一気に一流俳優の仲間入りを果たします。

そこからの活躍はめざましく、2001年には監督デビューを果たしています。

その後は俳優としても、監督や映画プロデューサーとしても評価されており、2005年には『シリアナ』に主演するかたわらで、『グッドナイト&グッドラック』で監督、脚本、出演を果たしました。
第78回アカデミー賞では、『グッドナイト&グッドラック』で監督賞と脚本賞、『シリアナ』で助演男優賞にノミネートされ、助演男優賞を受賞しています。

ジョージ・クルーニーの数ある出演作品のなかでわたしが大好きな作品は、『オーシャンズ11』です。
『オーシャンズ11』は、以前このブログでも取り上げたフランク・シナトラが主演した『オーシャンと十一人の仲間』のリメイク作品です。

凄腕の泥棒で詐欺師でもある主人公ダニー・オーシャン率いる11人の犯罪スペシャリスト集団が、ラスベガス三大カジノの金庫室にある1億6,000万ドル以上の現金を狙うという内容で、予告を観たときからワクワクが止まらなかったのを覚えています。

【出典】オーシャンズ11(予告編)/Warner Bros. France

そして、ジョージ・クルーニーがプロデュースしている映画の代表作といえば『アルゴ』ではないでしょうか。
『アルゴ』は、1979年に起きたテヘランの米国大使館占拠事件をもとにつくられている映画です。

CIAのトニー・メンデスが架空のSF映画『アルゴ』のプロデューサーに扮し、カナダ大使館にかくまわれていた米外交官6人を、ハリウッド映画関係者に変装させて脱出させるという映画のような実話を題材にしています。

ジョージ・クルーニーはこの作品でアカデミー作品賞を受賞しています。
わたしも、ハラハラする展開と、なによりもこれが実話をもとにしているいうことに感動しながらこの映画を観たのを覚えています。

【出典】アルゴ(予告編)/Warner Bros. France

お世話になった友人への恩返し

ジョージ・クルーニーは多くのことにチャレンジしていますが、これは格言にあるように失敗することを恐れていないからではないでしょうか。
成長するためには自分が新しいことにチャレンジし、失敗する経験を積むことが必要だと考えられているのかもしれません。

俳優として日の目を見るまで、さまざまな経験をしてきたジョージ・クルーニーは、当時の友人の家のソファーやクローゼットなどを間借りして暮らしていたそうです。

そのころに恩を受けた友人への恩返しのエピソードがあります。

「聞いてくれ、僕は、君たちが僕にとってどんなに大切な存在かということを知ってもらいたいんだ。 
 LAに出てきたとき、僕は君たちのソファーで寝させてもらった。
 僕は君たち全員と知り合えたことをとても幸運に思っていて、
 君たちなしでは今のこの地位にたどり着くことなどできなかった。
 僕にとっていまだにみんなで一緒にいられるということは本当に重要なことなんだ。
 だから、お返しがしたい。
 スーツケースを開けてみてくれ。
 僕たちはみんな厳しい時期を経験してきたが、今もそういうメンバーがいることはわかっている。
 これで子どもの教育費や住宅ローンのことを心配する必要はないよ。
 あと税も支払い済みだから、この100万ドルはそっくり君たちのものだ。」

なんとジョージ・クルーニーは、当時お世話になった友人14人に100万ドルずつ贈ったのです。
日本円にすると総額約15億4,000万円です。

自分が食べるのもやっとというころにお世話になった友人に、こんな恩返しができたらめちゃくちゃカッコいいですね。
こんなに粋なお金のつかい方ができるジョージ・クルーニー、憧れです。

さいごに:嶋村吉洋氏からの学び

ジョージ・クルーニー同様、多くの顏をもち、映画プロデューサーとしても活躍されている嶋村吉洋氏も粋なお金のつかい方をされる方です。

「物欲はそんなにない」とおっしゃる嶋村氏は、ご家族や仲間のためにお金をつかわれており、稼いだお金の多くは仲間とともにつくっている事業に再投資されています。

また、失敗を恐れずに挑戦することも大事にされており、「まずやってみる」ということを大事にされています。

前回、サイバーエージェントの藤田氏を取り上げたときにもありましたが、成果をつくるひとは、変化を恐れず、現状維持ではなく常に変化しながら多くの挑戦をされているんだということをあらためて感じました。

わたしも変化を恐れず新しいことにチャレンジしていきます。

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