今回は、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』のコラボレーターであり、居酒屋『てっぺん』の「本気の朝礼」でも有名な大嶋啓介氏の格言を紹介します。
『視点が変われば未来が変わる。』
大嶋氏にはワクセルの講演会でたびたび講演していただき、毎回アツい言葉を伝えていただいています。
ワクセルのコラムのコンテンツでは『予祝』についてのコラムを書いてくださっています。
ひとの可能性を信じ、伝え続けてくださる大嶋氏の格言を、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者である嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。
大嶋啓介氏の経歴
大嶋氏は2004年、30歳のときに居酒屋『てっぺん』を設立され、2006年には『NPO法人居酒屋甲子園』を立ちあげるなど、居酒屋業界全体の活性化や、その居酒屋をとおして日本を元気にすることに注力されてきました。
てっぺんの「本気の朝礼」はさまざまな企業やスポーツチーム、学校、部活などで取り入れられており、日本国内だけではなく韓国や台湾など、海外からも多くの方が見学に訪れており、年間約1万人もの方がてっぺんに朝礼見学に訪れるそうです。
この居酒屋『てっぺん』の名前は、自分の頑張りや活躍を天国の父親に一番近いところでみてもらいたいという想いから名付けられているそうです。
大嶋氏は、その功績が評価され、2007年には、外食産業にもっとも影響を与えた人に贈られる「外食アワード」を受賞されています。
てっぺんを立ち上げてから3年で受賞されているということからも、てっぺんが飲食業界に与えた衝撃の大きさが伝わってきます。
このころから大嶋氏は、スポーツ界のメンタル指導にも力を入れられており、高校野球やプロスポーツチームでメンタルトレーナーをされています。
2008年には北京オリンピックの女子ソフトボールチームに朝礼研修をおこない、金メダル獲得に貢献されています。
今年は、甲子園に4校が出場し、プロスポーツチームでもリーグ2位を獲得するなど成果を挙げられています。
【参考】大嶋啓介オフィシャルホームページ
視点を変える
大嶋氏はワクセルの講演会のなかで、可能性に目を向けることを伝え続けてくださっています。
自分の可能性を信じられるからこそ、チャレンジすることができ、ひとの可能性を信じられるからこそ、ひとに仕事を任せることができ、より大きな仕事をしていくことができます。
ひとや出来事に対する視点を変えることで、ひととの関わり方や出来事のとらえ方が変わります。
その変化がもたらす影響は大きく、格言にあるとおり、未来を大きく変えていきます。
また、大嶋氏は、成果をつくるひとと、つくらないひとの差は「思い込み」の差だと話しをしてくださいました。
いまの思い込みは子供のころに親や先生からかけられた言葉や、スポーツをしていれば監督やコーチからかけられた言葉でつくられています。
その思い込みに気付くことができれば、思い込みは変えられると話してくださいました。
その観点から、選手だけではなく、大嶋氏のように監督やコーチのメンタルトレーニングをし、選手にかける言葉を変えていくことが非常に重要であることが分かります。
さいごに:嶋村吉洋氏からの学び
わたしは嶋村吉洋氏から、『事実はひとつ。解釈は無数。』という言葉を教えていただきました。
起きている事象はひとつだが、それをどのようにとらえるのか、どう対応するかで人生は大きく変わると学んでいます。
講演会や対談でも、成果をつくるひとと、そうでないひとの違いは「捉え方の違い」とおっしゃっており、大嶋氏がおっしゃっていることと共通しているなと感じました。
ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』をとおして、世の中の成果をつくりだしている方々と共通の価値観を学べていることに感謝で、講演会に参加するたび、これが世の中の基礎基本であり、真理なのだなと感じます。
これからなにか学びたいと思っている方も、学んでいることがそこだけで通用する価値観ではなくどこでも通用する価値観かどうかという視点をもってみてはいかがでしょうか。
【参考】