夢中でワクワクを発信し続ける映画監督スティーヴン・スピルバーグの格言

映画プロデューサー嶋村吉洋氏が主催するワクセルのプロジェクト スティーブン・スピルバーグ原理原則

今回は、『ジョーズ』や『E.T.』、『ジュラシック・パーク』など、挙げればキリがないほどの名作を世に送り出している映画監督スティーヴン・スピルバーグの格言を紹介します。

『僕は、夜に夢を見るんじゃない。一日中夢を見ているんだ。生きる糧として、夢を見ている。』

キング・オブ・ハリウッドと呼ばれ、多くのひとを楽しませ続けてきたスピルバーグのユニークなエピソードを紹介しながら、この格言からの学びと、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者であり、最近映画プロデューサーとしても活動をはじめた嶋村吉洋氏からの学びを紹介していきます。

映画に夢中になった幼少時代

映画プロデューサー嶋村吉洋氏が主催するワクセルのプロジェクト スティーブン・スピルバーグ

幼少期、スピルバーグはユダヤ人であることや読字障害であったことからいじめを受けていました。
学校を同級生にくらべて2年遅れで卒業し、学校嫌いであったことものちのインタビューで答えています。

そんな幼少期でスピルバーグの救いとなったのが映画製作でした。
スピルバーグは12歳のときに8ミリカメラで最初のホームムービーを撮影し、以後、高校時代にかけて冒険映画を撮り続けました。

映画製作へ夢中になっている度合いがわかるエピソードがあります。
ユニバーサル・スタジオの見学ツアーに、ある映画好きな17歳の少年が参加しました。

彼は好奇心のあまり、休憩中にトイレに隠れ、ツアーバスが去るのを待ち、ひとり悠々とスタジオを見学したそうです。
やがて関係者に見つかりますが、話を聞いたスタッフがそのとっぴな行動を面白がり、通行証を発行してくれました。

それからというもの、少年はユニバーサルへスタッフのように出入りしているうちに人脈を築き上げ、スタジオに顏パスで入れるほどになりました。

その少年こそがスティーヴン・スピルバーグだったのです。

スピルバーグは、ユニバーサルの空き部屋を勝手に自分のオフィスにして居候をはじめ、人脈をさらに広げることに成功しました。

21歳のときには、資金を調達して『アンブリン』という26分間の短編映画を製作し、その演出手腕が認められてユニバーサルと7年間の契約を締結し、映画監督としてのキャリアをスタートしていきました。

ワクワクしながら仕事をする

スピルバーグは12歳で映画を撮りはじめ、74歳になる今までずっと映画撮影に没頭してきました。
その作品数は監督としてたずさわったものだけで37作品。
製作総指揮作品も含めるとその数は100作品を超えます。
これだけの作品をつくり続ける製作意欲はどこからきているのでしょうか。

この格言からは、映画をとおして多くのひとに希望や喜びを与えてきたスピルバーグの製作意欲が、スピルバーグ自身の描いた夢からきていることが伝わってきます。
夢を叶えるまでの過程をワクワクしながら進み、スピルバーグ自身が誰よりも希望や喜びを感じていたことがわかります。

さいごに:嶋村吉洋氏からの学び

映画プロデューサーとしても活躍をはじめた嶋村氏が主催しているソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の活動についての紹介ページには、「”ワクワク”持続可能な社会をつくろう」とあります。
ワクセルが描く未来は、メンバーが常に「次は何をしようか?」と、”ワクワク”をつくり続けている世界です。

スピルバーグの映画やワクセルの活動をみているとワクワクはひとからひとに伝播すると感じます。
わたしも自分からワクワクを発信できるひとになっていきます。

【参考】ワクセル「わたしたちの活動」

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