今回は、ドネーションプラットフォーム『OSUSO(おすそ)』を展開する、株式会社USTUS(アスタス)の代表、新田拓真(にったたくま)氏について紹介します。
先日の本サイトの記事でも取り挙げた嶋村吉洋氏が主催するソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』のコラボレーターでもある新田氏ですが、東日本大震災での経験を経て、植物×おすそわけ事業として『URBAN GREEN MAKERS』、食×おすそわけ事業として『BURGERS TOKYO』など、さまざまな事業を立ち上げています。
また、OSUSOとワクセルについては、「キュレーションメディアコンテンツ」のスポンサード契約を締結するなど、メディアとしてYouTube動画などのコンテンツを共同制作し、双方がメディアとして発信をされています。
今回はそんな新田氏の名言を紹介していきます。
「ドネーションをもっとおもしろく、もっと身近に」
この言葉は、USTUS社のビジョンの中にも含まれている言葉です。
ドネーション、すなわち寄付することについて、『おもしろいもの』というイメージを持つ人は決して多数派ではないでしょう。
それが故に、ドネーションにおもしろさや身近さが付加できれば、ドネーションが広まるだろうという考えを新田氏は持っていて、その考えが実際にサービスの仕組みに反映されています。マイルを貯める機能やスマホでできる手軽さがその例です。
「社会貢献で大切なのは、自分ができることをできる範囲で行うこと」
新田氏は、応援したい人や場所を選んで自分のできる範囲で応援するという仕組みを、『OSUSO』を通じて築いています。
「100万円の寄付だとハードルが高いし続かないが、応援する気持ちをもとにした100円の寄付ならできる人は多いのでは」と考え、OSUSOも多くの人が手を出しやすいサービス設計にしています。インバウンドまで含めたサービス性にすることで、より多くの人を巻き込めるのがOSUSOの魅力となっています。
さいごに:嶋村吉洋氏からの学び
映画プロデューサーでありソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏も、「自分のできることをコツコツと継続できる人が、大きな結果を残す」という考え方をお持ちです。
自分だけでなく周囲も巻き込んで「小さな努力をコツコツと積み重ねていく」新田氏は、これからも活躍されていくだろうと感じました。