今回は、前回に引き続き、名曲を彩る素敵な歌詞を紹介していきます。
勇気をもらえる歌詞、心を打つ歌詞を紹介していきます。
あとひとつ／FUNKY MONKEY BABYS
『あと一粒の涙でひと言の勇気で願いがかなう その時が来るって 僕は信じてるから君もあきらめないでいて』
【出典】FUNKY MONKEY BABYS オフィシャルサイト
FUNKY MONKEY BABYSは2004年に結成されたグループで、魂のこもったパフォーマンスや、世の中の人々を応援する歌詞が魅力です。
ファーストシングルから著名人をジャケット写真に起用し、注目を浴びていました。
ちなみに、ファーストシングルのタイトルは『そのまんま東へ』、ジャケット・PVには当時「そのまんま東」として活動されており、先日ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』のコラボレーターとなった東国原英夫氏が起用されました。
『あとひとつ』は聞くたびに心を揺さぶられる名曲で、2010年の『熱闘甲子園』のテーマソングに起用されました。
あきらめずに挑戦するひとの心に響く応援ソングです。
Stage of the ground／BUMP OF CHICKEN
『躓いた小石を集めて歩けたら君の眼は必ず再び光るだろう』
【出典】Wikipedia／BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKENは1996年に結成されたバンドで、メンバー4人は幼稚園からの顔なじみです。
中学校では4人とも同じバスケットボール部に所属するなど、小さなころから仲のよい4人組でした。
1994年に中学3年生でバンドを組み、1996年2月11日に現メンバーとなり、バンド名を『BUMP OF CHICKEN』に改名しました。
この曲はメジャー1枚目のアルバムに収録された曲で、とても印象的な歌詞が散りばめられています。
挫折をしながらも立ち上がり、苦難を乗り越えたことで自信を付け、再び挑戦していく姿にとても勇気づけられます。
青空／THE BLUE HEARTS
『生まれた所や皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう』
【出典】PR TIMES／THE BLUE HEARTS 35周年
THE BLUE HEARTSは1985年に結成し、1987年にメジャーデビューしたパンク・ロックバンドです。
ストレートでロックな歌詞と、激しいパフォーマンスにより、伝説のバンドとなっていますが、活動期間は結成から10年間で決して長くはありませんでした。
しかし、この10年間で世の中に与えた影響は絶大で、いまでも彼らの楽曲がメディアで多く使用されています。
この曲は、戦争や宗教、人種差別などに問題提起しており、「世界のどこかで起きている問題だ」と見てみぬふりをしそうなところを、一度立ち止まって考えさせてくれる楽曲になっています。
SDGsが世界的な潮流となる現在より30年以上前に、この歌詞を書き、全力で伝えようとパフォーマンスする姿に心を揺さぶられます。
さいごに：嶋村吉洋氏からの学び
なにかにチャレンジするときや、困難に直面したときに、これらの歌詞に勇気づけられることもとても多いです。
『うまくいくリーダーだけが知っていること』の著者であり、映画プロデューサーでもある嶋村吉洋氏は「辛いときや困ったときに誰に相談するかはとても大事」だと話されています。
楽な道を示すのではなく、自分のためになるように関わってくれるひとと一緒にいることが大事なように、自分の背中を押してくれる歌詞があることもとてもありがたいことだと感じました。
