今回は、世界的な経済誌『フォーブス』の創刊者であり、ジャーナリストとして数多くの経営者や起業家に影響を与えたB.C.フォーブスの格言を取り上げ、その生き方や考え方を紹介します。
『遅くなりすぎる前に思い出して欲しい。人生の核心とはビジネスではなく、生きることである。』

【出典】B.C.フォーブス/Wikipedia
B.C.フォーブスは1880年にスコットランドで生まれ、若くしてジャーナリストとしての道を歩み始めました。その後アメリカへ渡り、金融・経済分野の記者として活躍。
1917年には経済誌『フォーブス』を創刊し、企業や経営者の成功だけでなく、その人間性や価値観にも焦点を当てる独自の編集方針を打ち出しました。
現在、『フォーブス』が世界的な権威を持つ経済誌として認知されている背景には、単なる経済情報を発信するだけでなく、「成功とは何か」「豊かな人生とは何か」という本質的な問いを読者に投げかけ続けてきたことがあります。その精神は息子であるマルコム・フォーブス氏にも受け継がれ、今日まで世界中のビジネスパーソンに影響を与えています。
そんなB.C.フォーブスからの学びとともに、フォーブスジャパンにも取り上げられ、『人生100年時代を生き抜くための億万長者のコミュニティ資本論』(プレジデント社)の著者であり、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。
人生は仕事のためだけにあるのではない
『遅くなりすぎる前に思い出して欲しい。人生の核心とはビジネスではなく、生きることである。』
経済誌の創刊者がこの言葉を残していることに、私は深い意味を感じます。
ビジネスの世界では成果や利益が重視されます。
しかしフォーブスは、その先にある人生そのものの豊かさを忘れてはならないと伝えているのです。
どれだけ成功しても、家族や仲間との時間を失い、自分らしさを見失ってしまっては本当の意味で豊かとは言えないでしょう。
フォーブス誌が多くの経営者を取り上げてきた中で、彼は単なる成功者ではなく、人間として魅力的な人物に価値を見出していました。
私自身も仕事に集中するあまり、目の前の成果ばかりを追いかけてしまうことがあります。
しかしこの言葉を読むたびに、「何のために頑張っているのか」という原点に立ち返ることができます。
本当の豊かさは心の中にある
『真の富者は心の富者である。』
フォーブスは、お金の価値を誰よりも理解していた人物でした。しかし同時に、お金だけでは人は幸せになれないことも知っていました。
世間では資産の大きさや社会的地位が成功の指標として語られることがあります。
しかし、本当に豊かな人とは、人とのつながりに感謝し、毎日の生活に喜びを見出せる人なのではないでしょうか。
フォーブス誌が長年支持されてきた理由も、単に「お金持ち」を特集するのではなく、その人がどのような価値観で人生を歩んできたのかを伝えてきたからだと思います。
私もこの言葉に触れるたび、自分がどれだけ持っているかではなく、どのように生きているかが大切なのだと感じます。
心が満たされている人こそ、本当の意味で豊かな人なのかもしれません。
困難があるから人生は面白い
『ゴルフにバンカーやハザードがなければ、単調で退屈に違いない。人生も然りだ。』
この言葉には、フォーブスの前向きな人生観が表れています。
私たちは困難や失敗を避けたいと思いがちです。
しかし、もし人生からすべての問題や壁がなくなったらどうでしょうか。
おそらく成長する機会も、達成感を味わう瞬間も失われてしまうでしょう。
フォーブスは、人生の障害物を「避けるべきもの」ではなく、「人生を豊かにする要素」として捉えていました。
これは多くの成功者に共通する考え方でもあります。
私自身、うまくいかない出来事が起こると落ち込むことがあります。
しかし振り返ってみると、自分が大きく成長したのはいつも困難を乗り越えた後でした。
この言葉は、目の前の壁を前向きに受け止める勇気を与えてくれます。
さいごに:嶋村吉洋氏からの学び
今回紹介したB.C.フォーブスの生き方は、「人生そのものを大切にすること」「心の豊かさを追求すること」「困難を成長の機会として捉えること」の重要性を教えてくれます。
同時に、『人生100年時代を生き抜くための億万長者のコミュニティ資本論』(プレジデント社)の著者であり、映画プロデューサー、そして『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏の考え方にも共通する部分があります。
嶋村氏は、お金や肩書きだけではなく、人とのつながりや経験の積み重ねこそが人生を豊かにすると語っています。また、人生の中で出会う人や出来事から学び続けることで、自分自身の可能性を広げていけるとも伝えています。
この考え方は、「真の富者は心の富者である」と語ったフォーブスの価値観と深く重なります。どれだけ環境が変化しても、人とのご縁を大切にし、困難を成長の糧に変えながら、自分らしい人生を歩むことが本当の成功なのではないでしょうか。
B.C.フォーブスの言葉は、成功や豊かさの本質について改めて考えさせてくれます。
私もまた、目先の成果だけにとらわれることなく、人とのつながりや日々の学びを大切にしながら、心豊かな人生を歩んでいきたいと思います。

