最も成功を収めた劇作家ウィリアム・シェイクスピアの格言

映画プロデューサーでありオリコンの大株主である嶋村吉洋氏主催のワクセルのプロジェクト ウィリアム・シェイクスピアの格言プロデュース

今回は、四大悲劇の劇作家であり、多くの名作をのこしたウィリアム・シェイクスピアの格言を紹介します。

『悲しみが来るときは、単騎ではやってこない。かならず軍団で押し寄せる。』

映画プロデューサーでありオリコンの大株主である嶋村吉洋氏主催のワクセルのプロジェクト ウィリアム・シェイクスピアの格言

【出典】Wikipedia/ウィリアム・シェイクスピア

シェイクスピアは、四大悲劇『ハムレット』、『マクベス』、『オセロ』、『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』、『ヴェニスの商人』、『夏の夜の夢』、『ジュリアス・シーザー』など多くの傑作を残しました。

彼がのこした格言からの学びを、映画プロデューサーであり『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。

国王一座の俳優兼劇作家

シェイクスピアは1564年にイングランドで生まれました。
非常に裕福な家庭環境でしたが、市長を務めていた父親が羊毛の闇市場に関わったとして起訴され、市長職を失うというできごとがあったそうです。

1582年、シェイクスピアは18歳のときに26歳の女性と結婚しました。
ちなみに、シェイクスピアの奥さんは、名前をアン・ハサウェイというそうです。
女優さんの名前と同じで驚きました。

話を戻しますが、シェイクスピアについては資料が残っていない期間があり、結婚後の1585年から1592年までの記録がなく、『失われた年月』といわれています。

1592年ごろには演劇の世界に身を置いていたことが分かっています。
シェイクスピアは俳優として活動するかたわら、次第に脚本を書くようになっていきました。

1594年には俳優兼劇作家であるだけではなく、宮内大臣の一座としてしられる劇団の共同所有者にもなっており、その劇団の本拠地でもあった劇場グローブ座の共同株主にもなっています。

その劇団は、1603年に女王エリザベス1世が死去してジェームズ1世が即位した際、新国王がみずから庇護者となることを約束し、国王一座へと改称するほどの人気を誇る劇団となりました。

シェイクスピアは国王一座で上演する戯曲の多くを執筆したり、劇団の経営に関与したりするかたわら、俳優業も継続していたといいます。

シェイクスピアは、1613年に49歳で引退するまでに経済的にも大きな成功を収めました。

シェイクスピアの四大悲劇について

みなさんはシェイクスピアの作品を観たり読んだりされたことはあるでしょうか。
わたしは恥ずかしながらほとんどなく、今回『四大悲劇』とよばれる作品のあらすじと有名なセリフを簡単に紹介させていただきます。

ハムレット

デンマークの王子ハムレットが、父王を毒殺して王位に就き、母を妃とした叔父に復讐する物語。

「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。」

マクベス

勇猛果敢だが小心な一面もある将軍マクベスが妻と謀って主君を暗殺し王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政をおこない、貴族や王子らの復讐に倒れるという物語。

「どんなに長くとも夜は必ず明ける。」、「慢心は人間の最大の敵だ。」

オセロ

ヴェニスの軍人であるオセロが、旗手イアーゴの計略により妻デズデモーナの貞操を疑い、殺害した後、真実を知ったオセロは自殺してしまうという物語。

「過ぎた不幸を嘆くは、新しき不幸を招く近道なり。」、「避けがたき不幸も、これを忍べば、やがて笑うことができる。」

リア王

ブリテンの老王リアは、王位を退くにあたり、3人の娘のうちで孝行な者に領地を与えると約束をします。
そして、甘言を弄した長女と次女に領地を与え、素直な物言いをした三女を追放します。
しかし、信じて頼った長女と次女に裏切られ、流浪の身となりました。
やがて三女の真心を知り、三女とともに長女・次女の軍勢と戦うも敗北。
三女は処刑、狂乱と悲嘆のうちにリア王も没します。
「終わりのない悲劇」と評される物語。

「『今が最悪の状態』と言える間は、まだ最悪の状態ではない。」

『四大悲劇』について簡単に紹介させていただきましたが、それぞれの物語に多くの名言が散りばめられています。

過去の偉人から考え方を学ぶ

今回取り上げた格言は『ハムレット』のなかのセリフです。

先日の『ONE PIECE』の格言のなかにもありましたが、わたしたちの生活でも悲しい出来事やツイてないと感じる出来事が重なることはよくあります。
しかし、そのことを知っているかいないかで、その後の行動は大きく変わってくるのではないでしょうか。

また、ハムレットのなかにはこのようなセリフもあります。

『物事によいも悪いもない。考え方によってよくも悪くもなる。』

連続して起こる出来事もそれ自体をどのようにとらえるかは自分の考え方次第だということが分かります。

シェイクスピアは卓越した人間観察眼を持っていたといわれています。
多くのひとを観てきたシェイクスピアが書く演劇から学べることはとても多そうです。

さいごに:嶋村吉洋氏からの学び

今回、シェイクスピアについて調べる中で、劇作家だけでなく俳優業もしており、なおかつ劇場の共同株主や、劇団の経営にもたずさわっていたということを知りとても驚きました。

映画プロデューサーであり、最近オリコン株式会社の大株主にもなった嶋村吉洋氏とも重なる部分があり、より興味が湧きました。

嶋村氏も講演会で、「成功者の価値観、考え方、捉え方をまねることが成功への近道」とおっしゃっています。

自分の価値観、考え方、捉え方をすぐに変えるのは難しいかもしれませんが、継続してこの価値観に触れることで少しずつ変えていくことができます。

この格言サイトもその一端を担うことができるように継続していきます。

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