今回は、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』のyoutubeで対談をされている伊勢谷友介氏の名言を紹介していきます。
『挫折禁止』

【出展】伊勢谷友介/ワクセル
モデル・俳優・映画監督・社会起業家として幅広く活動してきた伊勢谷氏。彼が残してきた言葉や、人生の姿勢には、私たちが自分の人生と向き合う上でのヒントが多く含まれています。
そして今回は、『人生100年時代を生き抜くための億万長者のコミュニティ資本論』(プレジデント社)の著者であり、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びも交えて紹介していきます。
経歴
伊勢谷氏は東京藝術大学を卒業後、俳優として活躍し、映画監督として作品をつくり、さらに社会課題に向き合う「リバースプロジェクト」を立ち上げ、ビジネスの領域にも挑戦してきました。
華やかなキャリアの裏には、多くの葛藤や転機があったことも本人が語っています。
私はこの「挫折禁止」という言葉に、表面的な前向きさ以上の重さを感じました。
挑戦し続けるほど失敗は増えるし、周りから批判されることもあります。それでも一度でも挑戦をやめてしまえば、そこで成長は止まる。
伊勢谷氏は、人生において「越えるべき壁」そのものを受け入れて歩んできたのだと思います。
思い通りにいかず苦しくなる瞬間こそ、「あ、これが成長の前兆なんだ」と捉え直すこと。
この言葉は、行動し続ける人の背中を静かに押してくれる気がします。
目的の解像度をあげる
『「課題を発見し、ある目的を達成するために、そこに至るプロセスから考えていく」っていうのは、ビジネスの場面だけでなく、人生を考えるうえでも必然的な思考法ですよね。』
伊勢谷氏は、俳優という職業にとどまらず、社会が抱える課題そのものを「デザインし直す」取り組みを続けてきました。
環境問題、教育、地域活性など、多様な分野のプロジェクトに関わり、常に「課題発見」からスタートする姿勢が特徴です。
ビジネスにおいても、そして人生をどう生きるかにおいても、
“課題を見つけ、その目的に向けて道筋を描く”ことは、本質的な思考法だと強く感じます。
多くの人が「何をすればいいかわからない」と迷いますが、実は目的が曖昧なまま進もうとするから迷いが生まれる。
だからこそ、プロセスより先に「本当に実現したい未来は何か?」を明確にすることが大切です。
伊勢谷氏のこの言葉は、人生における「目的の解像度」をあげる大切さを思い出させてくれます。
最後に
映画プロデューサーであり、『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏も、日頃から「自分自身の理想に向き合うこと」の重要性を語っています。
しがらみや常識にとらわれず、自分がどう生きたいのかを見つめ、そこに向かって挑戦を続けること。
さらに、言葉を丁寧に扱い、一つひとつの発言に責任と覚悟を込めることの大切さも常に発信されています。
伊勢谷氏の名言と嶋村氏の思想には共通点があります。
「自分の人生を、自分でデザインする」という姿勢です。
私自身も、自分の目的と理想を再確認し、挑戦を続けていきたいと思います。
そして、伊勢谷氏の言葉のように、挫折を恐れず、課題に向き合い、目的に向かって一歩ずつ進んでいきます。

