ワクセルが目指す社会を具現化している実業家・前澤友作の格言

ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』主催の嶋村吉洋氏同様宇宙プロジェクトを実践する前澤友作事業・起業

今回は、宇宙旅行で注目を浴びていた実業家・前澤友作氏の格言を紹介していきます。

『起業を考えるということは、ひとや社会のことを考えるということ』

ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』主催の嶋村吉洋氏同様宇宙プロジェクトを実践する前澤友作

【出典】株式会社ZOZO/ニュース

ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』のプロジェクトのなかに「宇宙プロジェクト」があることから、前澤氏の宇宙旅行にとても注目していました。

新たなことに次々とチャレンジし注目を浴び続ける前澤氏の行動の根底にあるものを格言から学びながら、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者である嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。

前澤友作の起業

現在の前澤氏を見ると、起業するにあたりとても大きな大義名分があったのではないかと思いますが、意外なことに起業するまでの流れは、なりゆきまかせで自然なものだったそうです。

「勉強も運動もそれなりにできるちょっとワルい子ども」だった前澤氏は、幼いころからファッションと音楽が好きでした。
中学2年生のときにバンドを結成し、将来は音楽の道に進みたいと考え、高校卒業後はインディーズバンドとして活動しはじめました。

起業のきっかけは、そのバンドのライブ会場での物販だったそうです。

ライブ会場の物販スペースで当時趣味で集めていた輸入レコードやCDを販売したのが商売のはじまりでした。

「自分が好きな音楽をほかのひとにも聞いてほしい」という想いから販売したレコードとCDが飛ぶように売れ、あまりに売れたためA4用紙でカタログをつくって配るようになり、六畳一間の自分の部屋を拠点にして電話で注文を受け付けはじめました。

1995年、ちょうど20歳のころには注文数も増え会社を設立し、バンド仲間や友人に仕事を手伝ってもらうようになっていきました。
2000年からはカタログ通販からネット通販へと移行し、インターネット上にアパレルのセレクトショップをオープンしました。

これが現在の『ZOZOTOWN』の原型になっています。

バンド活動も2000年にメジャーデビューを果たしますが、メジャーデビューをしてからは音楽活動が次第にルーティンワークになっていき、経営のほうが音楽よりも楽しくなり、2001年にはバンド活動を休止し、経営に専念するようになりました。

起業に対する想い

起業までの流れはなりゆきでもあり、はじめは音楽に後ろ髪を引かれることもあったようですが、2001年9月11日にニューヨークでおこった事件により前澤氏の生き方が決まったそうです。

「あの事件で世界は平和であるべきだと実感しました。僕にはひとりの人間として、平和に対する責任がある。経営者になった以上は、仕事を通じてカッコいい世界、つまり争いごとのない理想の社会をつくんなきゃって決心したんです。」
【出典】GQ 成功のヒミツー前澤友作(起業家)

今回とりあげた格言を見たとき、はじめは「ひとや社会のことを考える」とはマーケティング面で必要だからということだと理解していました。

しかし、前澤氏のことを調べるうちにそうではなく、「どんな世界がカッコよく、どんな社会が理想なのか」を考えているんだなということがわかってきました。

また、ほかのインタビューでは起業家には「反骨精神」が必要だと話されています。

「反骨精神とは、あらゆることを疑い、立ち向かう精神です。僕は常に常識を疑っています。政治、経済、社会、あらゆるルールやシステムを疑っている。なぜ、そんなルールが決まっているのか?いったい誰が決めたのか?本当にみんなの幸せに役立っているのか?
 このような反骨精神を持っていれば、きっと何かを変えたくなるはずです。「こりゃあ、ねぇだろう」と不満に思うことがたくさんあればあるほど、新しい発想やイノベーションが生まれやすい。そんな人が起業家に向いていると思います。」
【出典】ニッポンの社長 株式会社スタートトゥデイ 代表取締役 前澤 友作

前澤氏が設立した株式会社ZOZOの企業理念は『世界中をカッコよく、世界中に笑顔を』、経営理念は『いい人をつくる』です。

前澤氏の言動の根底にあるものを感じることができる理念だと思います。

お金配りをやめない理由

宇宙旅行の前には、お金配りも大きな話題になりました。
ワイドショーでは好意的な意見から、批判的な意見までさまざまな意見が取り上げられていましたが、前澤氏の想いは下記のとおりのようです。

「最大の理由は、僕がいま手にしているお金は自分一人で稼いだものではないからです。いろんな方々に協力していただき、たまたま今、僕が持っているだけ。そんな想いが強い。だから社会にどんどん還元し、恩返ししないとダメだと思うんです。その手段のひとつが「お金配り」です。多くの人が事業や勉強、生活など、新しいことを始めるきっかけになればいいと思っています。」
【出典】文藝春秋「前澤友作ー僕の『お金の哲学』を語ろう」

わたしは「やらない善よりやる偽善」という言葉が好きです。

前澤氏がやっていることは、「偽善だろ」と批判されることも多いと思いますが、それでもみんなのためにと思い、行動を続けられている前澤氏の生き方は本当にカッコいいと思います。

さいごに:嶋村吉洋氏からの学び

ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』で大事にしていることと、前澤氏の根底にあるものは共通点がたくさんあるように感じました。

特に、ワクセルの主催者である嶋村氏とは想いが共通している部分が多いのではないかと感じます。

ワクセルには「世の中を人生をよりよくしたい!変えていきたい!」という想いから起業をされている方や起業を目指している方がたくさんいます。

宇宙プロジェクトでは「宇宙業界へのキャリアを身近に」をテーマに水面下でプロジェクトを推進しており、衛星打ち上げプロジェクトも始動しています。
【出典】ワクセルー宇宙プロジェクト

井戸建設プロジェクトでは認定NPO法人アジアチャイルドサポートをとおして募金をおこない、アジアの貧しい国々での井戸建設の支援をおこなっています。
【出典】ワクセルー井戸建設プロジェクト

前澤氏がおっしゃっているように、ワクセルをとおして、自分自身がワクワクし、多くのひとを喜ばせられる「カッコいい世界」を目指してチャレンジしていきます。

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