独立の必要性を伝え続けた「慶應義塾の創設者」福沢諭吉の格言

ワクセル主催の嶋村吉洋が尊敬する福沢諭吉事業・起業

今回は、慶應義塾の創設者であり一万円札の顏でもある福沢諭吉氏の格言を紹介します。

『独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼するものは必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり。』

この言葉は福沢氏の著書である『学問のすゝめ』のなかの一節です。『学問のすゝめ』は学業の話だと思われがちですが、実は現代のビジネス書のような本であり、独立を推奨する本です。

欧米の文化を自分の目で見て学び、日本の進むべき道を示し続けた福沢氏の格言からの学びを整理していきます。

独立をするということ

福沢氏のいう独立とは「自分にて自分の身を支配し他によりすがる心なきを言う。みずから物事の理非を弁別して処置を誤ることなき者は、他人の智恵によらざる独立なり。みずから心身を労して私立の活計をなす者は、他人の財によらざる独立なり。」と『学問のすゝめ』のなかで説明されています。

自分を律し、他人に依存するのではなく、自分で物事を考え、稼ぐ力をつけることを推奨しているのです。

独立することが理想の人生への第一歩

ワクセル主催の嶋村吉洋が尊敬する福沢諭吉

わたしはこの格言を聞いて、会社に所属している自分はまさにこの格言のように人にへつらう人生になっていないかと考えさせられました。

会社では自分で考えなくても会社の決めた目標や方向性があり、自分で稼ぐ力がなくても給料日には勝手に給料が振り込まれます。
その状態が必ずしも悪いわけではありませんが、会社にすべてを握られ、自分で人生の舵をとれない状態は、理想の状態ではないなと感じました。

自由と責任はワンセットと言われますが、自由になるには独立し責任を取っていく覚悟が必要です。この格言からはその覚悟の深さが伝わってきます。

さいごに:嶋村氏からの学び

嶋村吉洋氏が主催されているソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」のホームページのVISIONにも「自律」というキーワードが出てきます。そこには、「自律している人とは、経済的にも精神的にも、自分で責任を持ち生きている人」とあります。

この価値観は福沢氏の格言と近いものがあるなと感じました。

わたし自身、「自律」や「独立」といったキーワードを持って自分の人生の舵をとっていきます。

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