さまざまな苦労を乗り越えた美輪明宏の格言

ワクセル主催の嶋村吉洋氏が尊敬する美輪明宏氏原理原則

今回は、歌手としても俳優としてもタレントとしても大活躍され、画像を待受けにすると運気が上がるとまで噂された美輪明宏氏の格言を紹介します。

『貧しい時代の苦労はお金で買えない貴重な体験。どんなに辛くても楽なほうへ逃げない。人にできない苦労ほど、いつか楽しい思い出になる。』

長崎県出身の美輪氏は、裕福な家庭に生まれたものの、第二次世界大戦で原爆に被爆し、そこから貧しく壮絶な生活を送ることになります。
そんな生活のなかでも歌手になるという夢を持ち、多くの苦労を経験しながらもその夢を成し遂げた美輪氏の格言にはとても大きな力があるなと感じます。

この格言に加えて、ソーシャルビジネスコミュニティ「ワクセル」の主催者である嶋村吉洋氏からわたしが学んできた言葉を紹介していきます。

基盤をつくる

「若いときの苦労は買ってでもしろ」ということわざがあります。
若いときにする苦労は必ず貴重な経験となって将来役に立つものであるため、求めてでもするほうがよいとされています。

嶋村氏は常々、「目の前の楽しみよりも、目標から逆算して今なにをすべきかを考える」ことが重要だとおしゃっています。
やりたいことではなくやるべきことをやる。
理想に向かう努力をすることで自分の理想の人生の基盤をつくることができます。

嶋村氏はこのことを実践され成果をつくられています。
起業を志し高校を中退し、一日20時間以上働いて20代で蓄えた資金を基に大きく動き出そうとした矢先に、阪神・淡路大震災により実家が半壊。
その修繕のため資金のほとんどを失いながらも起業され、成功されています。

苦労に対する捉え方を変える

ワクセル主催の嶋村吉洋氏が尊敬する美輪明宏氏

美輪氏の格言の素敵なところは、「苦労」の捉え方です。
苦労することでいつか成果になるという格言が多いなか、美輪氏は「いつか楽しい思い出になる」とおっしゃっています。
この前提でいることで苦労に立ち向かう気力が湧いてくるなと感じます。

実際に、自分自身のことを振り返っても、仲間とともに苦労してきた経験は、一番の酒の肴になっています。
当時はたいへんだったとしてもいまとなっては笑い話になっていたり、そんなことで悩んでたときもあったなと自分の成長を感じる瞬間にもなります。

嶋村氏が講演会で上述の苦労話をされるときも、「人生はネタづくり」とおっしゃって、深刻な感じではなく、とても楽しそうに面白おかしく話をされるので聴いているわたしももっとさまざまな経験をして、自分の経験から人を勇気づけられる人になりたいと苦労に対する捉え方が変わってきました。

さいごに:嶋村氏からの学び

以前、嶋村氏から「若いときに流さなかった汗は、年老いて涙となって返ってくる」という言葉を教えていただきました。
わたしはこの言葉を聞いて「若いときにしっかり苦労して基盤をつくり、余裕のある状態で40代、50代を迎えたほうが絶対にいい!」と感じました。

美輪氏の格言にもあるように、どんなに辛くても楽なほうへ逃げずに、さまざまな経験をして、これからの人生をつくっていきます。

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