ワクセルに参加するコラボレーター TRF・SAMの格言

『となりの億万長者が17時になったらやっていること』の著者ワクセル・嶋村吉洋氏のプロジェクト_TRF・SAMの格言一流のコンディション

今回は、ワクセルに参加するコラボレーターであり、「ダンサー界のレジェンド」とも呼ばれるTRFのSAM氏の名言を紹介していきます。

『将来、何になってもいい。ダンサーになろうがなんだろうが、なんだっていい。ただ、やると決めたならとにかく真面目にやれ。大事なのは何をやるかじゃなくて、どれだけ努力できるかだ。』

【出典】SAM/ワクセル

昨年、TRFのデビュー30周年を迎え、新たな試みに取り組まれているSAM氏の名言からの学びを、『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(PHP研究所)の著者であり、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。

ダンスとの出会いがもたらした衝撃

『初めてディスコに入ったときの衝撃は、今もよく覚えています。ダンスフロアにワッと人だかりができていて、近寄ってみると、人垣の真ん中で白いスーツの男性が踊っていて、誰もが見入っていた。その姿にものすごい衝撃を受け、「自分もああなりたい!」と強く思ったんです。』

SAM氏の家庭はお医者さん一族でした。
ご両親からは「医者になれ」といい聞かされていましたが、どうしても勉強を好きにはなれませんでした。
医者になることを前提に、親が選んだ医学部付属の中高一貫校に進学したSAM氏は、そこで運命的な出会いを果たします。

同じクラスに教室でダンスを踊るクラスメイトがおり、そのお兄さんが働いている六本木のディスコにいったときにSAM氏は大きな衝撃を受けました。

この言葉には、自分の人生を変える出会いがどれほど強烈なインパクトを持ちうるのかが表現されています。
自分もあの輝く姿になりたい――その強烈な衝動がSAM氏の原動力となり、後のダンス人生を切り開く原点となりました。ダンスに限らず、人生のどこかで私たちも同じような「衝撃」を経験することがあるのではないでしょうか。
その衝撃が、夢を抱くきっかけとなり、新たな道を切り開く一歩になることもあります。

私も振り返ると、好きなことや夢中になれるものに出会った瞬間は、日常の何気ない瞬間の中にありました。
その瞬間にどれだけ情熱を持って飛び込めるかで、未来が変わるかもしれません。
SAM氏の言葉は、「情熱の火がついた瞬間を大切にし、その衝動に正直になることの大切さ」を私たちに教えてくれているように思います。

父親からの教え、努力の大切さ

ダンスとの出会いの後、SAM氏はダンスにのめりこみました。
両親から反対されることを覚悟しながらもSAM氏は医者ではなく、ダンサーになりたいということを両親に伝えました。

冒頭のことばは、その時反対されると思っていた父親から返ってきたことばでした。

SAM氏の父親の言葉には、どんな道を選んでも一貫して必要な「努力」の価値が込められています。
職業や肩書きよりも、その道でどれだけ真剣に取り組むかが大事だという教えは、多くの人に共感を呼ぶのではないでしょうか。
どんなに小さなことでも、真摯に向き合う姿勢が結果を生む。
成功の本質は、ひたむきな努力を積み重ねることにあると感じます。

私自身、何かに一生懸命取り組んだ経験を思い返すと、結果として得られるもの以上に、その過程で成長した自分がいることに気づきます。
目標達成までの道のりに自分を投じることで、自分の限界を超える瞬間が訪れる。その先に得られる喜びや達成感は、何ものにも代え難いものです。
SAM氏の父親の言葉が示すように、「努力は最も確かな自己成長の方法」だと言えるでしょう。

苦手に挑戦することの価値

『やりたくないと思いながらもやってみたことが、あとで大きな財産になる。得意なことを伸ばすのも大切だけど、苦手にチャレンジしてみることも大切。』

SAM氏は高校卒業後、アイドルとしてのデビューを経て、NYでのダンス修業などを経験し、小室哲哉氏のプロジェクトである『TRF』に参加しました。
一躍有名なダンサーとなり、有名アーティストの振付を担当するなど、『ダンサー界のレジェンド』と呼ばれるようになります。

現在ではダンス教室も開いているSAM氏は生徒に対してNYでのダンス修業の経験を活かしこのことばを伝えているそうです。
SAM氏の言葉には、得意分野を伸ばすだけでなく、苦手分野にも挑戦することの意義が込められています。
私たちはしばしば、自分の得意なことや好きなことばかりに注力しがちです。
しかし、時に苦手なことにも一歩踏み出す勇気が、後の人生において大きな力となることも少なくありません。
なぜなら、苦手なことに挑む過程で、自分の可能性の幅を広げたり、新しい視点を得ることができるからです。

この言葉は、私自身が苦手意識を持っていた分野に挑戦した時の経験を思い出させます。
初めはできないことに悩んだり、嫌気がさすこともありますが、乗り越えた先には、予想以上の成長や満足感が待っていることが多いです。
苦手なことへの挑戦は、自分の成長を加速させるための大切なステップだと感じています。
SAM氏が教えてくれるのは、「苦手なことへの挑戦が人生に新たな価値をもたらす」ということではないでしょうか。

さいごに:嶋村吉洋氏からの学び

SAM氏の名言には、一貫して「情熱」、「努力」、「挑戦」というメッセージが流れています。
彼が語る言葉の背後には、実際に自らが経験し、乗り越え、成し遂げてきた道のりがあるからこそ、私たちの心に強く響くのだと思います。

映画プロデューサーでありソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏も、いつもご自身の経験から多くのことを伝えてくださいます。

自分自身もさまざまなことを経験し、自分のことばで語れるようになっていきたいです。

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