今回は、2019年に公開された映画『ジョーカー』の名言を紹介していきます。
『人生は悲劇だと思っていた。だが今わかった。僕の人生は喜劇だ。』
【出典】ジョーカー/映画.com
2024年に『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』が公開され、改めて注目されている『ジョーカー』の名言からの学びを、『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(PHP研究所)の著者であり、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏からの学びとともに紹介していきます。
心のなかのくすぶり
『心の病を持つものにとって最悪なのは、、普通の人のようにしてろと訴えてくる世間の目だ。』
主人公のアーサー・フレックは、緊張すると発作的に笑い出してしまうという病気のため、定期的にカウンセリングを受け、大量の精神安定剤を手放せず苦しんでいました。
アーサーがジョーカーへと変貌していく要因の一つとして、世間の自分に対する見方が大きく関わっていると思われます。
アーサーは普通とは違うことで好奇の目にさらされ、心に傷を負っています。
このことについては、我々も普段の生活から気を付けるべき点だと思いました。
自己重要感
『ちょっと前まで誰も僕を見てなかった。僕は存在するのかなって。』
これはアーサーが憧れの番組に出演した時のことばです。
アーサーは番組出演前に事件を起こします。
世間では、アーサーが犯人だと分かっていない段階でかなり話題となり、社会運動に発展します。
アーサーはその状況をニュースで見ながら満足気な表情を浮かべます。
番組出演時にこのことばを発しますが、これは番組に出演できたことに対することばではなく、事件を通して自分の存在が世の中に影響を与えたことに対することばだと感じました。
『ジョーカー』のなかでは、アーサーが屈折した形で自分が認められたと感じ、自己重要感が満たされた表情をするシーンがありますが、誰かから認められるということはとても重要なことです。
私も周りの大切な人にはしっかりと気持ちを伝えられるようにしていこうと思いました。
さいごに:嶋村吉洋氏からの学び
冒頭の名言は、アーサーが番組出演時に言い放つことばです。
捉え方や見方が変わると結果が変わることがよくわかることばです。
映画プロデューサーでありソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル』の主催者でもある嶋村吉洋氏もどんな捉え方で物事を捉えるかを非常に大事にされています。
捉え方を学び、ポジティブに人生を生きていくひとが増えていくとよりよい世界になるなと感じました。