こんにちは
ちゃりです。
今日は、ミッキーマウスの生みの親であり、ディズニーランドの創設者、ウォルト・ディズニー氏の格言を紹介します。
『単なる金儲けは昔から嫌いだ。何かをしたい、何かを作りたい、何かを始めたい、昔から金はそのために必要なものでしかなかった。』
皆さんは「儲ける」という言葉にどんな印象を受けますか?
悪いことでしょうか、良いことでしょうか、それともどちらでもいいと考えますか?
死して後も「お金を儲け続ける」ウォルト氏は金儲けが嫌いだと述べています。
事業を通じて夢を与えること、お金を儲けること。
一見、反対側にあるようにも思える、夢とお金。
私たちはどのように紐づけていけば良いのか、この格言から学んでいきましょう。
1、本当にお金がないのが理由で動けないのか?
「1億円あったら何に使いたい?」
幼少期に友達同士でよくやっていたやりとりです。
「駄菓子屋さんを買い占めたい」「欲しいゲームを好きなだけ買いたい」
欲望のままに答えていたのを覚えていますし、今も同じような発想をしたりします(笑)
理想は「親孝行に旅行に連れていく」「友達全員におごる」「家族の幸せのため」「事業資金」など「もしもあったらなぁ」という前提で語ることが多いかもしれません。
では1億円は本当に手に入らないのでしょうか?
労働政策研究・研修機構が公表している「ユースフル労働統計2019」によると生涯賃金は男性で約2.7億円、女性で約2.2億円とされています。
これは税金の差し引きを含みませんが、本当にやりたいのであれば少なくとも1億円はあるということです。
2、理想から逆算して考える
本当は何にお金を使いたいのでしょうか?
私がお世話になっている実業家の方は、「お金はガソリン」と表現しています。
旅行に行くとして、行き先も車も最高だとしても、ガソリンが無くては車が動きません。
幸せになるための、やりたいことがあっても、お金がなくては叶いません。
この例えからわかるように、お金はゴールではなくエネルギーであるという結論に行きつきました。
本当の理想はなんですか?そのために必要な金額はいくらですか?それを稼げる仕事をしていますか?
これを改めて明確に決めていくことでお金は目的を阻む壁ではなく、目的に向かうための道具としてポジティブに捉えていけると思いました。
さいごに
1億円といわず10億円あったら、自分が何のためにお金を使いたいのか?
誰にどのように使うのが理想なのかを書き出してみることを教わりました。
家族、友人、次世代、海外、自分。
顔が思い浮かぶ相手ほど、明確に理想が描ける実感があります。
ぜひ時間を見つけてスマホではなく紙に書き出してみてください、すると脳が刺激されてドンドン湧き出てくると思います。
ぜひ試していただけたらなと思います。
【参考資料】
・ユースフル労働統計 2019 労働統計加工指標集
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2019/documents/useful2019_21_p314-358.pdf